あの特訓があってこそ今がある!自転車コーチは幼馴染
自転車、便利な乗り物です。一家に一台はほしいですね。現在子どもが幼稚園生で毎日送り迎えに自転車を利用しているので、もうなくてはならないものです。でも、実は私が自転車に乗れるようになったのは、中学一年生の時。友人達の中ではずいぶん遅い方だったと思います。私の実家は最寄り駅まで徒歩3分という場所にあり、どこに行くのでも歩きで全く問題無かったので、自転車に乗れなくともさほど不便を感じなかったので、乗れなきゃ乗れなくってもいいや、と子どもの私は正直思っていました。
しかし!中学生になった私は、何が応でも自転車に乗れるようにならなくてはいけない事態に直面することになったのでした。私の通っていた中学校では、夏休みの直前に「夏期学校」という林間学校のような行事があり、信州の方だったか、山の家で2、3泊しました。そのスケジュールの中になんと「サイクリング」の文字を発見したのでした。いや、うろたえました。自転車に乗れない事実がどうしたって明るみに出てしまう・・・困惑と恥ずかしさでくらくらしました。どうしたものか。自転車に乗れない者を救済してくれはしないのか(例えば、サイクリング中は別スケジュールにて過ごせる、とか)など、半ば必死に考えていました。
が、無情にも、ある日のホームルームで担任の先生がこう言い放ったのです。「自転車に乗れない人は手を上げてください!」遂に恐れていたことが起こりました。大人であれば大したことはないのかもしれませんが、中一の私の心はもう押しつぶされそうになっていました。だからと言って、手を上げなければみんなに嘘をつくことになります。観念し、恐る恐る手をあげました。すると「え〜乗れないの!?意外〜」の声が周囲から上がり、もう恥ずかしくて恥ずかしくて穴があったら入りたい気持ちでしたが、自分の他に3、4人いたのに気付き、ちょっと元気が出ました。
さて、それから、違う中学に進んだ幼馴染と下校した後に特訓です。あとちょっとで・・・という日が何日も続きましたが、ある日遂にふらふら〜っと乗れるようになった時は、もう嬉しくて舞い上がりそうでした。あの特訓がなかったら、サイクリングにも参加できませんでしたし、何より今、娘の送り迎えもできなかったかと思うとコーチをしてくれた幼馴染には未だに頭が上がりません。
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