オーストリッチ、タイオガ、モンベルなどが人気!
輪行袋とは、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車やミニベロなどのサイクリング用小径車を収納できる持ち運び用の袋のことです。
輪行袋を利用すれば、電車や飛行機などの公共交通機関に自転車を載せ、旅行先で自転車に乗るということが出来るようになるのです。
その輪行袋を購入する際は、選び方に注意しなければなりません。
輪行袋の種類には、大きく分けて自転車の前後輪を外すタイプと前輪のみを外すタイプ、さらに横置きタイプと縦置きタイプという4通りがあるのです。
- 自転車の前後輪を外すタイプ
- 前輪のみを外すタイプ
- 横置きタイプ
- 縦置きタイプ
最も手軽なタイプは、前輪のみを外して横置きするタイプです。
駅や空港に着いたら前輪を外し、そのまま輪行袋に入れるだけなので時間をかけずに手早く収納できます。
しかし、収納した状態でもかなりの場所をとることも考慮しておきましょう。
また、多くの鉄道会社では袋から自転車の一部がはみ出していると電車内に持ち込むことが出来ません。サドルが飛び出してしまうタイプもあるので、事前にチェックする必要があります。
最もおすすめなのが、前後輪を外して縦置きするタイプです。
両輪を外すため手間が掛かりますが、慣れれば難しいことはありません。収納した状態が小さくなるため、周囲の迷惑にならないのです。
輪行袋を購入するときは、大きさや手間など優先順位を付けた選び方をすることが重要です。
- OSTRICH(オーストリッチ)
- DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
- TIOGA(タイオガ)
- アメリカンイーグル(AMERICAN EAGLE)
- grunge(グランジ)
- mont-bell(モンベル)
- rin project(リンプロジェクト)
地元の自転車屋さんはもちろん、楽天、amazon、Yahoo!ショッピングなど大手ネット通販でも購入可能です。
輪行袋のおすすめブランドと値段は?
さて、ここでは人気の輪行袋のブランドと値段について紹介します。
一番人気!日本のブランド「OSTRICH(オーストリッチ)」
まずは「OSTRICH(オーストリッチ)」について説明します。
オーストリッチなんて言うと「どこの海外ブランドだ?」とか「そんな高そうな名前!」と言いたくなるかもしれませんが、自転車用バックの国内メーカーです。
輪行袋だけではなく、サドルバックやバックパック、ホイールケースなどのツーリングに関わる「ありとあらゆる袋」を取り扱っています。
オーストリッチでは、ロードバイク用の輪行袋はもちろん、折りたたみ自転車などの小径車用の輪行袋やMTB用の輪行袋まで扱っているため、オーストリッチで見つからない輪行袋、ツーリング用の袋はないのではないでしょうか。
オーストリッチの輪行袋は6,000円程度から購入可能です。
初心者におすすめ!「タイオガ」
タイオガはアメリカのブランドで、輪行袋だけでなく総合自転車パーツメーカーです。
比較的安価な商品が多く、コンパクト性に定評があります。
収納の仕方が種類によって異なり、初心者でも分かりやすい収納袋と言ってもいいでしょう。
そのため私は、初心者に対してはタイオガの輪行袋をおすすめしています。
タイオガの輪行袋は4,000円程度から購入可能です。
アウトドア派には「モンベル」
次にモンベルについて紹介します。
登山やアウトドアが好きな人は、モンベルというメーカーに聞き覚えがあるのではないでしょうか。
それもそのはず、モンベルは登山用品、アウトドア用品を主力としているメーカーです。
それだけではなくイベント運営、保険などを手掛けていて幅広い分野でその名を馳せています。
さて、そんなモンベルですが自転車用品(当たり前ですが輪行袋も)にも力を入れています。
そんなモンベルの輪行袋の特徴は、丈夫で軽量だということです。
登山用品を扱ってきたノウハウを生かしているので、モンベルファンは数多く存在します。
モンベルの輪行袋は5,000円程度から購入可能です。
輪行袋はどこで買うのがお得? サイクルショップ?楽天?Amazon?
どの輪行袋を買うか目星がついたら、次にどこで買うか検討しましょう。
私は初心者の方はサイクルショップで買う方がいいと思っています。
サイクルショップで輪行袋を購入すると、店員が自転車についてのアドバイスもくれることがほとんどです。
中・上級者にとっては「そんなこと知ってるよ」ということかもしませんが、初心者にとってはいい情報のことがほとんどです。
もしかしたら自分が「こんなものがあったらいいのに」と思っていた商品が実際に存在し、簡単に手に入れられることができるかもしれませんよ。
(これに関しては思う節があって、私はタイヤを外す際の小さいタイヤレバーがあればいいなと思っていましたが、実際ありました!)
色々な情報を得るチャンスでもあるので、サイクルショップに足を運んでみましょう。
もし輪行袋の購入を安価に済ませたいというのであれば、サイクルショップに行き実際商品を見たり、店員に聞いたりした後(輪行袋が無いなんて言うこともあるので)楽天やアマゾンなどで購入するのもいいと思いますよ!
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